昨日は節分でしたが

以前はどこのスーパーでも鬼のお面とセットになった豆が売られていましたが、

最近はあまり見かけない様な気がします。

その代わりにスーパーやコンビニでは恵方巻きがたくさん並んでいます。

中に入っている具の種類も豊富でお子様が喜びそうな揚げ物なんか当たり前、

恵方巻きの名前が付いたロールケーキなんて言うものも売られています。

正月でも凧揚げやコマ回しをしている子供をもう何年も見たことがありません。

私たちが子供の頃はコマ回しのうまい子は人気者でしたが、今の子供の間では

ゲームのうまい子の方が人気があるのでしょう。

こうやって新しい文化が広まって行くにつれて、日本独特の文化や伝統行事が

廃れて行ってしまうのは少し寂しいと感じます。

大工職人の世界でも同じ様な感じを受けます。

電動工具等の普及ですごく便利になった反面、失われて行く技術もあります。

しかし、今では電動工具なしでは家を1件建てるのも困難です。

新しい技術を否定してばかりではいられません。

松浦建築はこれからも、文化や伝統の守らなければならないところは守り、

新しい技術の良いところは取り入れて成長して行きたいと考えています。