研ぎ場で砥石のお手入れ
こんにちわ~!!
最近は暑い日が続いてますね~。。
今年も夏はめちゃくちゃ暑くなりそうですね!!!
私は幼い頃から暑さにとてもとても強いのですが、
無理せずに頑張っていきたいと思います。。
話は変わりますが、
大工さんは鉋(かんな)や鑿(のみ)などの
刃物の手入れを欠かせません。
良く切れる刃物を使わないと木がきれいに切れないからですね。
良く切れないといい仕事が出来ません。。
ボロボロの刃で魚をさばくのと同じことかと思います。
普段は事務所の研ぎ場で刃物を研いでいます。
時々、現場で研ぐこともあります。
私が若造の頃は、職人さんがみんな現場で刃物を研いでいました。
この写真は少し前のもので、今はもっと沢山の研ぎ道具が並んでいます。
最近の建物、ハウスメーカーで建てる家は
カンナやノミを使うことはほとんど無いと思いますので
若い大工さんは刃物使わない人が多いですよね。。
私の使っている砥石は一生使えるものもあります。
私の父の代から使っている
天然の仕上げ砥石も大事に使っています。
砥石は何種類もあって、
刃物によっていくつもの砥石を使って研ぎ上げていきます。
近年は建築資材もそのほとんどが工場で作られてきます。
更に更に人間の手作業が少なくなって、
研いでいる職人すらいなくなってしまいそうです。
昔ながらの手作りの良さがなくなりつつあり、
何だか寂しい気もしますが、好きで選んだ仕事ですので
一生、刃物を大切に研いで
大工の仕事と向き合っていきたいと思います。。