リフォームと刃物
我々、大工職人は沢山の種類の道具を使って
家を造っていますが、
リフォームなどの増改築工事では、既存部分を取り除いたりするので
そのために鑿(のみ)をよく使います。
↑ それにしても漢字がムズかしいですね・・・。鑿って・・・。
で、リフォーム現場での大工さん共通のプチアクシデントは、
ノミやのこぎりで釘を切ってしまう!!
よくあります。。。。《゚Д゚》
木を切っているつもりでノミを叩いていると、
ガンガン!?もしかして??
ってノミが釘に命中しているんです。。
ε=(・д・`*)ハァ… ・・・。
↓ こんな感じ。。。
八分鑿、ボ~ロボロ・・・。
どうですか・・・刃先がボロボロになっています。。
釘にあたってハガネが飛んじゃいました。ε=(・д・`*)
まあ、まあ、こんなことはよくある事です。。(´・ω・`)
で、ハガネがかけてしまうと、再度研ぐわけなのですが、
これが結構大変なんです。。ヽ(`Д´)ノ
まあ、一気にすべて研ぐのは時間もすごくかかるので
とりあえず30~40分ぐらいかけて、ここまで直しました。。
ふ~ッ。。(´-ω-`)
って、まだ欠けてる・・・(´-ω-`)
研ぎの説明です。。
まず、ダイアモンドの#400でゴリゴリ・・・
で、同じくダイアモンドの#1000でガリガリ・・・
次は刃の黒幕!! #1000で傷を少なくして、
で、お次は同じく刃の黒幕!!#2000。。
最後は#6000でとりあえず仕上げました。。
ここで超仕上げの#12000は使いません。
まだ、かけた部分が残っていますが、
どうせすぐに釘をやっちゃいます。。
まあ、張り切って研いだ時に限って
派手にやらかすのがオチです・・・。ヽ(´▽`)/
[0^)o ヤッホー♪