リフォームは新築より難しい。。
充実した日々です。。
昨年から、非常に忙しい日々が続いています！
私の仕事は主に、
現場での大工仕事、図面作成、現場の管理、
積算作業、お客様や職人さんとのの打ち合わせ、経営管理などですが、
現場管理や打ち合わせ等は従業員と相談しながら行っています。
現在、協力頂いている職人さん達は大変優秀な方達ばかりですので、
打ち合わせにモレがあっても、大変気の利いた施工を行ってくれます。
日々、大変忙しい業務を行なっていますので
本当にありがたい事です・・・。
話は変わりますが、
全国的に職人が不足しているようです。
大工職人も年々減少していると言うデータがありますが、
現に私の周りからも大工さんが減ってきています。
リフォームや新築などの大工工事が占める割合は大変大きいので
受注が増えればそれなりにしか対応が出来ないという事になりかねません。
まぁ、薄利多売で行っていませんので大丈夫かと思いますが・・・。
って、薄利小売かもっ！！（汗）
今後の動向をみてもリフォームの需要は増えると思います。
建物一棟一棟、造りがすべて違いますし、お客さんのご要望もそれぞれに違います。
従って、リフォームを行う条件がすべて違いますので、
我々職人には経験を積んでいることが大変重要になってきます。
会社の机に向かってリフォーム工事は出来ません。
図面だけ書けてもリフォーム工事は出来ません。
お客様と話すのが得意なだけではリフォーム工事は出来ません。
良い提案だけ出来てもリフォーム工事は出来ません。
お金の計算だけ出来てもリフォーム工事は出来ません。
リフォーム工事は職人が行うものですし、
永年の経験と技術をもって質の良いリフォーム工事がはじめて出来るものです。
リフォームは新築に比べて安価で短期工事です。
しかし、造り手からすれば、リフォームの方が難しい工事であり、
逆に新築工事の方が簡単です。（一般的な住宅）
と言う事をお客さんに説明すると、大抵の方は驚ろかれます。。
新築工事とは例えて、住み慣れた場所で目的地に付くため運転するようなもので、
目的地に必ず到着します。
リフォーム工事とは例えて、遠く離れた見知らぬ土地で目的地を探しながら
運転するようなものです。
ちょっと大げさかも知れませんが、大工職人として数多くの物件に携わってきた
私が言うのですから、これ、本当の話しです。。
