どうも
松浦建築スタッフの中西です
花粉シーズンやってきましたね
毎年、体質改善されていないかなー?
と淡い期待をしますが
今年も克服できていないみたいです
風が強い日は、目が痒くて
鼻もムズムズです
僕と話している時やお電話している時に
くしゃみしてしまったりしたらすみません!!
さてさて
最近よくご相談して頂く工事が
和室の畳をフローリングにしたい
という内容ですね。
畳が湿気などで劣化してしまったり
ペット等が走ってボロボロになったり
雰囲気を和風から洋風にしたい等
畳からフローリングへご希望される理由は
多々あると思います
たまにお客様から言われることがあるのですが
畳の箇所をフローリングに張り替えるだけでしょ?
実際に僕も、何年も前の話しですが同じ様に思っていました(笑)
フローリングを綺麗に張り、尚且つ施主様が
過ごしやすい空間にする為
そこには、色んな工程があるんです
・畳の時には必要なかった断熱材を入れる。
・バリアフリーになるように敷居との段差をなくす。
・敷居や畳寄せにピタっとフローリングをくっ付ける←これが難しいです。
※畳寄せの写真がコチラです↓
わかりにくくてすみません
和室の壁際にある木材のことですね。
もちろん他にも細かい工程はありますが
僕が勝手にざっとまとめました
そして、最後のピタっとフローリングをくっ付けるというのは
職人の技術と経験の差が出やすい作業になります。
え?なんで?
ピタっとくっ付けることがそんなに難しいの?
と思われる方が多いと思います。
壁も木も全て真っ直ぐに見えますが
実は、沿っていたり、うねっていたり、削れてたりしていて
真っ直ぐになっていないのです。
そして新しいフローリングも木材なので
真っ直ぐではありません。
それが古いお家だと、家全体が傾いていたりして
どこを基準にしていいかもわからない状態になります
インターネットでフローリングの失敗例がありました。
それがこちらの写真です↓
画像が小さくてすみません。
緑のテープが貼ってあるのがフローリングで
その隣に少し暗めの木材が見えるのが敷居ですね。
実際に隙間があるのは2mmもないくらいだと思いますが
1箇所でもこういう場所を見つけてしまうと
少しガッカリですよね。
下の画像は、畳からフローリングへ施工させて頂いた
実際の写真です。
畳を取り除いたところへ断熱材と(青色の建材)
敷居との段差が生じないように新しい木材を使い
高さを調整している段階です。
上から被さっているのがフローリング??
→いいえ違います!
こちらはフローリングの下に敷く捨て貼りと呼ばれる工程になります。
この捨て貼りをすることで、フローリングが面で支えらるので長持ちして
フローリングの仕上がりも綺麗になります。
ここまでが下準備になります
今からフローリングを張るところから
完成まで写真を載せますね。
6畳2間+縁側だった空間が
縁側の敷居を取り除き
うまく8帖2間にすることができました
2帖分広くなっただけと思いますが
実際に部屋の中に入ると広くなったと実感しますねー
途中の工程で敷居とフローリングが
ピタっとなっている写真
見ていて気持ちいいですよね
施主さんも感心して喜んでもらったのを今でも覚えています。
畳には畳の良さがありますし
フローリングにはフローリングの良さがあります。
一概にどちらが良い・悪いと甲乙つけがたいですね。
ですが、現状の畳やフローリングが古くなってきたりしている方は
ご相談だけでも大丈夫ですので
ぜひ、松浦建築までお問い合わせ下さい
最後に
フローリングサンプルの(ごく1部)
写真を添付します。
フローリング6枚のサンプル写真です。
7割の方は、僕の手と似た色を選んで頂く方が多いです(笑)
・・・・・・・
そんなこと言うと選び辛くなると思うので
今の発言は忘れて下さい
皆様ならどの色を選びますか?
僕は、一番右の色が好きです。
それでは、また