柔軟な発想
今日は社長と換気扇の交換に行って来ました
換気扇の交換と言ってもそんなに簡単なものではありませんでした。
天井裏の木枠に換気扇が取り付けられ、その上にプラスターボードと言う
石膏のボードが張り付けられていました。
要は換気扇の為に開けた穴より換気扇本体の方が大きく、そのままでは
換気扇を取り外すことが出来ないのです。
仕方なくプラスターボードをカッターナイフで切って穴を広げます。
何とか古い換気扇を取り外すことが出来ました。
しかしここでまたまた問題が発生。
新しい換気扇は一回り小さく広げた穴を隠すことが出来ません。
そこで社長は考え、トラックに積んでいた額縁で枠を作りました。
額縁と言っても賞状や絵画を入れるものではなく、家の窓枠などに
取り付ける為の化粧材のことです。
カバーは新しいものは小さいので古い換気扇のものを流用しました。
さすが社長、柔軟な発想です。
ピタリと収まり違和感は全くありません。
リフォームは色々なケースがあり決まったやり方が存在しません。
様々なトラブルを解決する為に一番重要なのが柔軟な発想なのです。
もちろんそれには豊富な経験と確かな技術も必要となって来ます。
発生したトラブルに対して豊富な経験の中から最善の方法を導き出し、
確かな技術でその方法を成功させます。
そこに柔軟な発想が加わることで素晴らしいリフォームが出来るのです。